大井のリフォーム スタッフブログ
【上平尾フルリノベモデルハウス】耐震改修の施工状況
みなさんこんにちは。
大井のリフォーム佐久平店です。
現在工事中の「上平尾フルリノベーション物件」ですが、耐震改修工事の施工内容をお知らせいたします。
地震の際に柱の接合部分には大きな負担がかかるため、今回は柱と梁の接合部分に
柱頭柱脚金物を用いて強度を上げました。
柱の上の部分を柱頭、柱の下の部分を柱脚と言い、この柱の頭と脚の部分を梁とガッチリと
結合させる為に使われるのが、「柱頭柱脚金物」になります。
また、筋交いと構造用合板を施工し、柱+壁で耐震性を上げることにしました。
構造用合板を張ることにより、耐震性と同時に気密性と防音性も高めることが出来ます。
今回の「上平尾フルリノベーション物件」は、着工前に第三者機関に依頼して
耐震診断を実施していました。
結果は「Iw値(上部構造評点)」という耐震性を示す数値になって出されます。
今回の物件は、現行の建築基準法に適合させる評点1.0以上を最低限の目標に設定しました。
ちなみに施工前の上平尾フルリノベーション物件のIw値はといいますと・・・
0.38✕
かなり低い数値でした。
しかし今回の耐震補強計画によって再度計算したところ・・・
1.07〇
耐震補強をしたことにより、現行の建築基準法で定められている基準の
「耐震等級1相当」まで耐震性を高めることが出来ました。
現在日本では国を挙げて建築物の耐震化を進めており、各自治体では
耐震診断を無料で実施、その後の耐震改修に最大100万円の補助金が出る
制度があります。
対象となる建物には自治体ごとに㎡数や建築年月日等の制限がありますが、詳しく知りたい方は
お気軽に弊社にお問合せ下さい。
次回のブログでは断熱施工の内容についてアップしようと考えています。
こちらの「上平尾フルリノベーション物件」は、完成しましたらモデルハウスとして公開して、その後は
売却も予定しております。
完成しましたら是非ご見学にお越し下さい。
実際に見て体感して頂くことで、リフォーム・リノベーションをお考えの方のお家づくりの
参考になれば嬉しく思います。
東信地区でリノベーション・リフォームをお考えの方は
・大井のリフォーム佐久平店
・リノベーションスタジオRENOEL
までお声がけ下さい。